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Posted by naturum at

10月13〜14日と瑞牆山にて5歳児とテント泊デビュー、
前編はこちら




起床したのは4時半位かな、
気温は5℃。
キャンプの時だと夜はぐっすり眠ってしまうムッ君も何度か夜中に起きてしまいました。
大人用の寝袋だから余ったスペースにリュックだの服だのを詰めて隙間は埋めておきました。

ちなみにムッ君はモンベルの#3で僕は#2。
寝始めはTシャツとパンツ一丁でも寝汗をかく程でしたが、
朝方には長Tを着込みました。


朝ご飯はポタージュスープとパン


テントはそのままに、朝の6時15分に富士見平を出発します。
瑞牆山山頂まで2時間を予定しています。


ケルンは取りあえず積んでおきます。


小屋を出てちょっとだけ登り、その後沢まで下りが続きます。


歩き始めて20分位、一休みです。


木々の隙間から見えた朝日に照らされた瑞牆山。見るからに急です(汗)
写真では結構紅葉してるように見えますが、実は朝の日の光のせいです。


出発してから35分。枯れてしまった天鳥川に到着。
山小屋の人が言ってたけど今年は雨が少なかったみたい。
おかげで蜂が結構飛んでいました。
富士見平からここまでは下りがメインです。



天鳥川の沢を渡ってすぐの桃太郎岩、ここからが本番です。


桃太郎岩横の最初の階段。


岩々しくなってきます。


それでもケルンを見つければ積んじゃいます。
ケルンは彼のモチベーションを支えてくれます。


まだまだ元気に駆け上がります。


ちょっとしたロープ場。でも公園のアスレチックレベルです。
まぁ補助無しで何とか行けました。
濡れてたら要注意かも。


そして程なく2つ目の階段。


岩場より砂の上の方が滑ってました。


幼児にはよじ登る場所が増えてきます。


朝の出発から1時間程、とりあえず巨石の前でポーズ


頑張る5歳児。


こういった岩が沢山あります。


スタートから1時間30分、結構登ってきました。
ただ少々バテ気味のムッ君。
幸い多くの登山者の方に声をかけられて、
5歳児はモチベーションを保ちます。


まだまだよじ登ります。


とりあえずポーズ。


大ヤスリ岩が見える場所までくればもうちょっとです。


ですがその後に子供には一番の難所かな、


横から見た大ヤスリ岩。結構急な所を登ってます、我々も。
でも写真程じゃないですけど。


大ヤスリ岩と同じ位の高さまで登ってきました。


さすがにバテてます。遠い目をしてます。


山頂まであと10分!でも多分10かかりません。


頂上直下の岩場をよじ登ります。


そして梯子を登れば.....


8時30分頃、瑞牆山の登頂成功♬〜
富士見平からコースタイム約2時間15分、まぁ上出来です。


山頂は朝だったせいかまだ人はまばらでした。


見下ろせば大ヤスリ岩


結構おっかない山頂です。見晴らしは最高なんですけどね。


ひとつ間違えば命のない山頂でもおかまい無しに動き回る幼児には要注意です。
ホント目を離せません。


金峰山方面?


2人で記念撮影。山頂には30分程滞在しました。
9時5分頃下山開始です。幼児とだと下山の方が読みづらいですからね。
結構急な登りが続いていたので、幼児連れだと予想外に時間がかかりそうです。
あと疲れもあるからね
富士見平まで2時間かな.....恐らく登りと変わらない位かかると予測。



さよなら瑞牆山またいつか!


下りは予想どうり時間かかりました。ムッ君の体力的な事と、
岩場の下りは幼児の天敵です。
サポートが必要な箇所だらけで写真を撮っている暇もありません(汗)


岩のトンネルの前で


休み休みですが頑張ってくだります。


山頂から1時間33分かかって桃太郎岩に。たいして登りと変わらない時間がやはりかかってます。


ここまで下れば一安心。


11時08分富士見平小屋まで帰ってきました。


ご褒美のジュース♬


達成感に満ちた笑顔です、


小屋のご主人に頂いた「萩の月」を頬張るムッ君。幼児の役得です。


小屋の方がキノコを干してました。


このデカイのが松茸、匂いだけなら只なので嗅がせて頂きました(笑)



テントを撤収して12時23分、富士見平から下山開始。


約40分ほど下って13時頃、無事瑞牆山荘に到着。そしてご褒美のソフトクリーム。


ムッッ君初撮影、ザックの背負い方が良くないですね(苦笑)


帰りは『増富の湯」へ、休日の午後2時頃とあって結構な人がつかってました。
何時またゆっくりとつかりたい温泉でした。



ってなかんじで無事1泊2日のテント泊デビューは無事に終了しました。

総評

瑞牆山は5歳児でも登れない事は無いとは思います。
ただ、もし僕が小学校の先生だったら
小学校低学年の児童達を連れてこの山に引率するかと言えば間違いなく「NO」です。
小学校5〜6年だったらまぁギリギリありかな.....
安全を考えて、ある程度目を離しても登って行けるのは多分10歳を過ぎた辺りでしょうか。

幼児を連れる場合はマンツーマンでついてないと駄目でしょう。
正直、5歳児だとギリギリだったかなと感じています。
去年4歳児の時に登った谷川岳より
今回の瑞牆山のほうが少々ランクが上だった気がします。
もし1年早く瑞牆山連れて来たら山頂まで行けたかどうだか....
3歳児と4歳児を連れている強者を見受けましたが、
日帰りだと体力的にも幼児には相当大変だと思います。

あと岩場が多いので、広い岩場があると何処か登山道だか判りづらい場所があります。
一応赤いテープが木々に貼ってありますが一度それを見失いコースアウトしてしまいました。
幸い他の登山者の方に声をかけて頂き助かりました。
人が少ない平日だったら大変な事になっていたかもと少々首筋が寒くなりました。


1日目 コースタイム (休憩も含んだ5歳児とのです。)
15:00 瑞牆山荘
<1:03>
16:03 富士見平小屋

2日目
6:14 富士見平小屋
<0:34>
6:48 桃太郎岩
<1:45>
8:33 瑞牆山山頂
<0:28>
9:05 下山開始
<1:33>
10:38 桃太郎岩
<0:30>
11:08 富士見平小屋 到着
12:23 富士見平小屋 休憩とテント撤収後下山開始 
<0:38>
13:01 瑞牆山荘


費用
高速代往復分(入間~須玉) ¥4100
ガソリン代 ¥3000
テン場代 ¥1000
ジュース代 ¥400
ソフトクリーム代 ¥350
温泉代 ¥1150
食料代(御菓子も含む)¥2000

合計¥10850

  



10月13〜14日と瑞牆山にて5歳児とテント泊デビュー!



先週の3連休、本当は日帰りで那須岳やら尾瀬、谷川岳とかで錦繍のお山をと思っていたですが、
土曜の仕事から帰ってきて気分がお山モードに。
お天気もも良好、僕も日月は連休と相成り、
「どーせなら1泊で行っちゃうか!」と、

でも先月末の硫黄岳、天狗岳のオーレン小屋泊で資金は枯渇。
「ならばいっそテント泊デビューしちゃうか!」って

ただ、下の子、年長のムッ君は乗って来てくれたんですが、
上の子、小5ハーちゃんは「行かな〜い」だって。
やれやれ......

ってな事で、年長のムッ君とヂュオでテント泊デビュー。

どこに行くか迷ったんですが、
関東圏から近く、5歳児でも登れて、駐車場からテント場までそんなに遠くない場所。
ってな事で『瑞牆山』に決定。

瑞牆山なら家から車で3時間くらいかな、
結構急そうですが、幼稚園児でも登っているみたい。
登り口の瑞牆山荘からテント場の富士見平小屋まで
大人の足で50分くらい。

急遽前日の夜に決定したため、
用意が間に合わず、日曜のお昼頃家を出る作戦で挑みます。
中央高速の渋滞はどうせお昼過ぎまで続くそうだし。
到着する頃には朝から登っている人たちが下りてくる時間だから
駐車場も空いてる筈だしね。

ってな事で登山口の瑞牆山荘に到着したのは14時45分頃。


100台くらい停められる無料駐車場は結構空きが出ていました。だってもう15時前ですから


テント泊デビューのザックです。多分僕のは12〜3キロかな、
僕のザックは65リットルなんですが、すでに容量オーバー気味。
初めての大型ザックだから、これが普通なのかどうなのか良く判りません(苦笑)
まぁ子供の服とかマットとか入れているのでね。
ムッ君のザッックには彼の寝袋と御菓子が入ってます。


15時に瑞牆山荘の登山口を出発、富士見平小屋までのコースタイムは50分
瑞牆山までは2時間50分、今日目指すのは富士見平小屋のテント場。
5歳児の足でも1時間ほどでつけるかなと予測。
僕もボーイスカウト以来のテントを担での山行です。



熊に注意して進みます。きっと冬眠前で大わらわなんでしょう。



ミズナラとカラマツの林を進みます。序盤戦は緩やかな森歩き。



瑞牆山荘の登山口から富士見平小屋までの道はそれほど険しい場所はありませんが、
途中から急な箇所も出始めます。
さすがに5歳児にはとっては結構面倒な場所もチラホラ。



この辺りの紅葉はまだまだ先みたい



瑞牆山が見える尾根にあるベンチで一休み、ここまで登山口から37分位かかりました。
標高差は200メートルくらいは登ったかな。
あと100メートル位登れば富士見平小屋です。
ここから小屋までは結構楽な登りが続きます。



尾根の休憩所にいたカブスカウトの熊、昭和の遺品かな....
「備えよ常に!」ってことで。



結構バテ気味になっていてもケルンを見つけると積んじゃいます。



富士見平小屋のすぐ下にある水場、豊富に湧いてます。



無事登山口から1時間ほど、16時に富士見平小屋に到着。
僕も昭和の時代以来のテントを担いでの山行。
ちょっと疲れました(汗)



テント泊の手続き、テントは一人1000円、子供はタダでした。



さすがに連休中の為か結構なテントの数、先々週のオーレン小屋のテント場より数が多そう。
(高校の山岳部のお兄さん方が結構いたからかも.....)



家のテントです。家族4人で行く時の事を想定して4人用。
しかし4人でテント泊する事が今後あるのか相当ナゾ。



今夜の夕食です。五木食品の熊本とんこつラーメン。ムッ君どハマリ。
マルタイよりいいかも.....まぁ値段も違うけどね。



夕飯後はそうそうに寝袋に、19時過ぎには明日に備えて夢の中。



ってな事で翌日の登頂は後編へ